IT関係では国家資格として、ITパスポートから始まり、基本情報技術者試験、 応用情報技術者試験など難易度に段階があり、必要な全体の知識を習得することができます。もっと上位の難易度の試験もあります。

職業訓練校に通っているうちに、受講している職業訓練に関する資格に挑戦することも多くあります。私の受講しているプログラミングコースでは、国家資格、民間のベンダー資格など様々ありました。

ちなみに、就職が決まれば、訓練校を辞めなくてはいけないということではなく、私は、就職先が早くに決まりましたが、最終まで訓練を受けたいと言って、就職時期を待ってもらいました。職場によってはこのように交渉することが可能です。

学校の先生でもありがちですが、講師を自分で選ぶことができないので、隣の部屋の先生なら、よかった、などと言うこともありますが、それは本当に運です。

職業訓練を途中で辞める人はいろいろ事情があります。もちろん、就職が決まって辞めていく人もいますが、職業訓練の内容がついて行けず、辞めてしまうと言う人もいます。私の行っていたプログラミングのコースは、顕著にそれが現れます。

通常、”卒業はみんなで”と言うことかと思いますが、職業訓練校に関してはそういうわけではなく、私の職業訓練コースでは最初１７人だった訓練生が、６人となっていました。一緒に数か月机を並べた仲間なのに、次の日行ったらいないと言うこともあります。

職業訓練校に在席している間に就職を決めるのが目的ですので、どうも最後のほうの訓練内容は、抜けてもある程度よいように、設定されているようです。

職業訓練校では、修了式に出席するのは、よいことではありません。基本は、職業訓練終了までに、就職を決めることです。次第に、訓練校の一緒に授業を受けていた仲間は、１人、また1人と減っていきます。

職業訓練校の６か月コースでは、後半になると、面接で授業を抜ける人がちらほら見られます。本当は、きっちり訓練を受けないといけない決まりですが、だんだんいい加減になってきて、履歴書や、職務経歴書を授業時間中に作ったり、面接に行ったりし始めます。

私自身はあまり短い職業訓練校ではなく、６か月ありましたので、最初の数か月は訓練に集中できましたが、短い職業訓練コースだと、２か月ぐらいしかなく、それで落ち着いて訓練が受けられるのか疑問です。